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モノづくりの現場で多用される離型剤は製造業者のマストアイテム

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プラスチック製品を金型から綺麗に剥がすフッ素コート剤使用の離型剤

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一般の人にとって、フッ素コートと聞けば、最初に思い浮かべるものはテフロン加工したフライパンでしょう。しかし、フライパンと一緒に、キッチンで道具として使用している様々なゴム製品やプラスチック製品も、フッ素コートの特性を生かした離型剤のお陰で、日頃目にしているような綺麗な形にできていることについては、知らない人の方が多いかもしれません。
ゴムもプラスチックも、製品として使用するには、用途に見合った正確な形を取ることが必要です。この成形に使用する道具を金型といいます。金型は、それだけでは、流し込んだプラスチックやゴムといった素材を、商品の形にする役割しか果たしてはくれません。つまり、そこから成形後の製品を取り出そうとしても、綺麗な形のまま取り出せることを保証するものではないのです。
製品を金型から綺麗に取り出すためには、そこにもう一つの物質の存在が必要になります。それが離型剤です。金「型」から、製品を「離」すための薬「剤」と考えれば、分かりやすいでしょう。この離型剤として、塗布されたものに非粘着性という特殊な性質を付与できるフッ素コート剤が使われています。普段使用している様々な形のプラスチック製品やゴム製品は、フッ素コート剤の働きがあって初めて、製品として使える形を取ることが出来るわけです。

フッ素コート入り離型剤はどのような働きをするのか

離型剤という名称を聞くと、ひどく難しい印象がありますが、要は、何かの型どりをした際に、その型から中身を綺麗に取り出すため、その型に予め塗布しておく薬剤のことです。例えば、クッキーを焼く時に、クッキー型の内側にオリーブオイルやバターを薄く塗っておくと、クッキーの生地は型から綺麗に剥がれるので、焼いたときにも綺麗な形に仕上がります。この場合、オリーブオイルやバターが離型剤の役割を果たしていることになります。
プラスチック製品やゴム製品の型どりをする場合は、クッキー型の代わりに金型を使用します。そして、離型剤としては、バターなどの油脂の代わりに、フッ素コート剤を使う場合が多いです。フッ素コート剤は、様々な調理器具にも使用されているので、その非粘着性という独特の性能については、よくご存じの方も多いでしょう。フッ素コート剤のその同じ性質を離型剤として活用することで、プラスチック製品やゴム製品を、非常に繊細な形であっても、上手く離型することが可能になります。
フッ素コート剤を離型剤として使うと、素材が金型に付着することも防ぐため、金型の汚れが少なく、繰り返しの離型にも耐えられるというメリットもあります。つまり、作業効率が良く、かつ綺麗に離型できるのがフッ素コート剤使用の離型剤の大きな特徴なのです。

作業現場で塗布できるフッ素コート剤入り離型剤は生産効率が良い

離型剤の優秀さは、第一に、離型性能の高さで測ることが出来ます。離型性能というのは、プラスチック、ゴム、シリコンなどの製品を、成形に使用した金型からいかに綺麗に剥がすことが出来るか、その能力を言います。こうした素材を用いた製品の中には、小型のもの、薄型のもの、さらに非常に複雑な形状のものもあり、こうしたタイプの製品は、そのデリケートさゆえに成形の過程で壊れやすいです。これをいかに破損させずに金型から取り外すことが出来るか。これもまた、離型性能の高さの指標の一つと言えるでしょう。
それに加えて、離型剤が主に、商品の製造に使われるという用途を考慮に入れると、生産現場での使い易さも優秀な離型剤を選ぶ場合の大切なチェックポイントになります。この点、フッ素コート剤を使用した離型剤には、非常に高いポイントをつけることが出来ます。フッ素コート剤を使った離型剤は、スプレータイプ、刷毛で塗布できるタイプなど、離型作業中の現場ですぐに使えるものがあるため、作業中に離型性能が劣化してきても、再塗布すればすぐに成形作業を再開できます。つまり、それだけ成形作業中の時間のロスが少なくて済むため、より多くの製品を生産できるわけです。
フッ素コート剤が成分の離型剤は、高い離型性能に加え、生産効率の良さというメリットもあると言えるでしょう。


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