作業中の男性

モノづくりの現場で多用される離型剤は製造業者のマストアイテム

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フッ素コート剤使用の離型剤を使って成形が難しい製品も綺麗に分離

軍手

料理のあと、片付けが面倒なものの筆頭に挙げられるのは、こびりつきがひどい食材です。焦付きが原因でこびりつくものもあれば、油が原因の場合、粘度の高い食材の場合など、いろいろあります。いずれにしても、しばらく水につけ置きしたり、たわしやスポンジでこすって力技でこびりつきを剥がす必要がありますが、その際、こびりついていたものはボロボロに破壊されるのが通常です。
ゴムやシリコンで工業製品を作る場合も、同じ問題が起こります。製品化するためには金型を使用する必要がありますが、この型にシリコンやゴムがこびりつくと、型を外すときに折角成形したものが一部破損したり、最悪の場合は全体が壊れてしまうこともあります。これを防ぐ目的で使用される薬剤が、フッ素コート剤を使った離型剤です。
フッ素コート剤は、離型剤としての用途の他に、調理器具のテフロン加工に使用されています。焦げ付かないフライパンとして有名なので、ご存じの方も多いでしょう。これと同じように、離型剤で金型をコーティングすることによって、「焦げ付かないフライパン」ならぬ「こびりつかない金型」にすることができるわけです。ことに、複雑な設計、形状、薄型、小型のシリコンやゴム製品の場合、成形後の形を維持するには、離型剤の使用は不可欠です。